土地を貸すメリット・デメリットとは?借地契約の種類も解説!
空き地を所有している場合、有効な利用方法が思いつかないことで持て余してしまい、取り扱いに困るケースが多いのではないでしょうか。
居住目的など、自己利用の手段がない場合は、不動産を第三者に賃貸することもひとつの方法です。
以下では、未利用の土地を第三者に賃貸することによるメリット・デメリットや借地契約の種類、賃料相場などをご紹介いたします。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
茅ヶ崎市の売買土地一覧へ進む
第三者へ事業用に土地を貸すメリット・デメリットとは?
事業用で土地を賃貸する場合、初期費用や維持管理費用などのコストの負担が抑えられます。
また、場合によっては所有権を放棄できるので、不動産の管理を望まない方には適しています。
第三者に賃貸すれば安定した収入も期待できるため、リスクなく収入を得たい方にもおすすめです。
しかし、マンションなどの賃貸経営に比べて収益性が低くなる、利用に制約があるというデメリットも存在します。
▼この記事も読まれています
埋蔵文化財包蔵地の不動産売却は難しい?デメリットや売却方法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
茅ヶ崎市の売買土地一覧へ進む
土地を貸すうえで知っておきたい借地契約の種類とは?
土地を貸し出すことを借地契約と呼び、さらに「普通借地契約」「定期借地契約」の2種類に大別できます。
普通借地契約では、賃貸期間を定めていない場合は30年、定める場合は30年以上の借地契約が可能であり、契約更新を希望された際に正当な理由がなければ拒否することはできません。
土地が返還されないリスクがあることを承知の上で、契約内容を慎重に考えることが重要です。
一方、定期借地契約では、契約更新が不可であるため土地が返還されないといった心配はありません。
しかし、契約方法は「一般定期借地権」「建物譲渡特約付借地権」「事業用定期借地権」の3つに分かれており、それぞれで契約期間や返還方法が異なるため、契約時には注意が必要です。
▼この記事も読まれています
都市計画道路予定地とは?都市計画道路予定地の土地の売却方法を解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
茅ヶ崎市の売買土地一覧へ進む
土地を貸す場合の賃料相場
地代の計算方法は「積算法」「賃貸事例比較法」「収益分析法」「公租公課倍率法」の4種類があります。
積算法は期待利回りから地代を計算する方法であり、固定資産税などの必要経費を含めて計算するため、貸主側にメリットがあります。
賃貸事例比較法は、過去の事例から地代を推定する方法で、妥当性はありますが、土地に関する事例がない場合は難しい手法です。
収益分析法は、事業用建物を土地に建てた場合の収益を予測して地代を算出する方法であり、専門家の予測が必要となります。
公租公課倍率法は、固定資産税と都市計画税を合算し、その金額を3~5倍して地代を求める方法です。
ただし、税率は土地の所在地によって異なる場合があるため、地域による差異には注意が必要です。
▼この記事も読まれています
雑種地とはなにか?地目の確認方法と売却について解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
茅ヶ崎市の売買土地一覧へ進む
まとめ
今回は、未利用の土地を第三者に賃貸することによるメリット・デメリットや借地契約の種類、賃料相場などについてご紹介しました。
事業用で土地を貸し出すと、コストの負担を抑えて安定した収入を得られるメリットがあります。
契約には、普通借地契約と定期借地契約の2種類があり、それぞれの契約内容を慎重に検討することが重要です。
寒川町の不動産を購入するなら住宅ローンに強いK′s company株式会社にお任せください。
住宅ローンに関するご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
茅ヶ崎市の売買土地一覧へ進む
K'scompany メディア編集部
寒川町・茅ヶ崎市・藤沢市のK′s company株式会社(ケーズカンパニー)です。 弊社はマンション・一戸建て・土地などの不動産情報を多数有しております。 今後も有益な情報をお届けできるよう、不動産に関連した記事をご提供します。