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土地売却時に必要な境界線とは?

カテゴリ:売却ブログ

土地の境界線の確認でトラブル回避!

 


土地の境界線とは?


土地の売買には「境界明示義務がある為、売却の際に土地測量図や境界確認書が必要になります。

土地の境界線には「筆界」と「所有権界」の2種類があります。

 

「筆界」

法務局の地図や公図に記されている境界線で、公法上の境界です

 

「所有権界」

所有権界とは隣接する所有者様と話し合って、お互いの合意の上で決めた私法上の境界のことです。

 


私法上であることから、相続などで何十年も経過した土地は境界線が曖昧になってしまい、トラブルに発展する場合もあります。

話し合いで解決が難しい場合は、「筆界特定制度」や「境界確定訴訟」で解決をすることができます。

 


筆界特定制度と境界確定訴訟の違い


筆界特定制度とは

法的拘束力はないが費用と時間がかからない

 

境界確定訴訟とは

法的拘束力がありますが、費用と時間がかかる

 


土地売却の境界線の調べ方とは?

3種類の調べ方

 

公図や地積測量図を参考にする

公図や地積測量図は、法務局にある土地に関する重要な資料です

土地家屋調査士が公図や地籍測量図を元に境界線の調査を行います。

 

 

 

地籍調査図面

地方自治体が作成した地籍調査図面も調査に利用できます。

ですが、筆界未定の土地もある為注意が必要です。

 


区画整理図面

区画整理されている地域の場合、区画整理図面で境界を検証できます

 



費用はいくらかかる?


測量は土地家屋調査士に依頼をします。

費用の目安として100坪未満の場合は40万円から50万円ほどです。

100坪以上、または形状が複雑な土地の場合は高額になります。

 



まとめ


土地の売却には境界線を明確にしなければなりません。

売却を検討し始めたら、境界線が明確か確認をしましょう。

 

境界線の確認が必要な場合、測量の費用は土地によって異なりますが、100坪未満でしたら40万円から50万円ほどかかります。

 

スムーズな売却ができるように事前に確認をしておきましょう。

 

 

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