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◆年収500万円で無理なく返済できるマイホームの金額は?◆

不動産ブログ

◆住宅ローン◆


◆年収500万円で無理なく返済できるマイホームの金額は?◆


マイホームを購入する時に、いくらまで住宅ローンが組めるのか気になります。


今回は、世帯年収500万円を例にあげ、住宅ローンの借入可能額や返済負担率などについて詳しく説明していきます。



《返済に無理が出ない返済負担率を知っておこう》


返済負担率とは、年収から年間の合計返済額の割合のことです。

合計返済額には、住宅ローン以外に、現在支払いをしている自動車ローンや教育ローン、カードローンの他、リボ払いや分割払いで買い物した分も含まれます。


住宅ローンを無理なく返済するには、返済負担率(返済比率ともいいます)を25%以内に設定し、返済額を決めるのがよいといわれています。


返済負担率の出し方!

年間返済額(住宅ローン以外の借り入れもすべて含めた合計額)÷年収×100


返済負担率は税込の年収ベースで計算しますが、実際の手取りは税込年収から社会保険料や税金を差し引いた後の金額になります。

年収500万円の25%以内で返済額を考えると、家計を圧迫するかもしれません。

返済負担率を考える際は、手取り額の25%以内を目安にする方がいいと思います。



《世帯年収500万円で組める住宅ローンはいくら?》


住宅ローンでは、年収に応じて借入可能額が決まります。

年収500万円での借入可能額と無理なく返済できる額をご紹介します。

年収500万円は税込年収で手取りは約387万円になるので、これを例にして試算してみます。


*計算する住宅ローンの条件設定*

・金利0.5%(変動)

・元利均等返済

・返済期間35年


借入上限額:4,330万円  無理なく返済できる額:3,600万円

※あくまで目安です。


借入上限額と比べると、無理なく返済できる額は730万円少なくなります。

住宅ローンの金利をいくつか比較して、返済計画をシミュレーションしたうえで、家計状況に合った住宅ローンを選びましょう。





《住宅ローン返済に困まるときはどんな時?》


マイホームを手に入れるために組んだ住宅ローンも、ライフスタイルの変化や健康面などで収入が減り返済が厳しくなってしまうことは誰にでも起こりうることです。


共働き世帯では、妻の収入を見込んで住宅ローンを組むことがあるでしょう。

妊娠、出産、育児、さらには父親も育休を取る時代です。

仕事を休むことになると世帯収入が減ります。


また、病気やケガで働けなくなるケースもあります。

いざという場合も想定して、無理のない範囲で返済額を決めるようにしましょう。






《まとめ》


住宅ローンを組むときは、返済負担率を手取りの25%以内にしておくと無理なく返済ができるでしょう。

また、生活費や将来のライフイベント(妊娠・出産・育児)にかかるお金を考慮して、無理のない範囲で借入金額や月々の返済額をシミュレーションしましょう。


住宅ローンの返済期間が10年以上残っているときは住宅ローン控除が利用できます。

税金が安くなるので、該当するときは手続きも忘れずに行ってください。


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